樹翁大陸の東の果て、瑠璃の里。
里を治める如月家の、その次男は昼行灯と呼ばれていた。
尽きぬ悪い噂に、里の民は眉を顰める。
だが、その噂は果たして真か?
和風活劇譚。  ※若干の暴力・流血・差別的表現を含みます。【PG12】

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0、瑠璃の昼行灯

官吏を目指す少女・紗雪はある日美しい少年と出会う。
彼は言った。
「だからぼくは、昼行灯なんて呼ばれてしまうんだね」

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1、家族哲学

薬漬けにされた少女が相次いで発見された。
裏にいったい何があるのか。

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2、流動する虚偽

ある噂を耳にした。
曰く、如月の次男は毎日の如く闘技場に通い銭を撒き散らしているとか。

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3、哭雨

豊作祈願祭を控えた里には、慌しくも賑やかな空気が漂っていた。
同時に、不穏な気配も近づきつつある。

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3.5、虚の蛹

兄弟は獣に追われていた。それは虚ろな目をした獣だった。
二年前の物語。

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4、火炎の淵

不自然なほど美しい笑みを浮かべて、そいつは言った。
「おれは奪うよ」

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5、まほらに候

玻璃の里の民は、口を揃えて皆言った。
「この里はとても良い里。何一つ不満などございません」

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6、暁光 

『宵待月 丘にて待つ』

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番外編

1、紅・うつろふ
 愛染街での一夜。少女と浅葱。
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2、拝啓、首吊り台より
 瑠璃治安維持部隊乾第壱班。本編数年前。脇役莉功。
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るりびよ

小話集。馬鹿どもの日常のひとかけら。

<アホくさいもの>

キャラ強化
弐班と紗雪
むっつり
須桜と紗雪と崇
ピザって十回
弐班と崇と洋
緊縛道場
弐班
ほの暗い廊下の向こうから
紫呉と須桜
「い」を「お」に
弐班と崇と洋
可愛げ
須桜と影虎
冬の朝
弐班
冬の朝2
雪斗と紫呉
はいぱーでらっくす
須桜と紫呉
はとまん
崇と悟
はとまん2
崇と洋
はとまん3
崇と影虎
三割り増し
紗雪と弐班男子
瑠璃の里総員
紫呉と影鷹
呟ログ

<真面目くさいもの>

バカ
須桜と影虎

紫呉
染白雪
浅葱と紺
紫呉が風邪をひいた日
須桜と紫呉
珠玉の薫
辰覇と加羅
ふるえる指先
汀と加羅

<ほのぼのしていると思う>

やわらかな夜
若い由月(15)とちっこい紫呉(5)
夏の抜け殻
若い由月(16)とちっこい紫呉(6)
炬燵ぬくい
紗雪と弐班

<本編準拠>

『流動する虚偽』のその後の雪斗
雪斗
『流動する虚偽』のその後の紫呉
紫呉と影虎
『哭雨』での影虎
その頃の影虎
『哭雨』15話由月視点
由月と影鷹
『火炎の淵』3話と4話の間
紫呉と影虎



頂き物 

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