(1:崇と紫呉)
「あーにきー! ピザって十回言ってほしいんだぜ!」
「肘」
「……ピザって十回……」
「肘」
「……」
(2:崇と須桜)
「姉貴! ピザって十回言ってほしいんだぜ!」
「何よいきなり」
「良いから!」
「もー……ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ」
「じゃあここは!?」
「
「……」
(3:崇と影虎)
「……旦那ーピザって十回言ってほしいんだぜー……」
「ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピあれ? 十回言ったか?」
「十回以上言ってると思うんだぜ。旦那旦那、じゃあここは?」
「ひじ……あ、いや、膝? 膝だろ?」
「うう……優しさが痛い……」
(4:崇と洋)
「洋! ピザって十回言うんだぜ!」
「……ふ、私があなたの考えを見抜けぬとお思いですか? その発酵させた小麦粉の生地を薄くのばし、野菜や魚介をのせ焼いた食べ物を何度も言わせ刷り込む事で、間違った答えを言わせようとしている事は分かっています!」
「洋うぜぇ」
「た、崇!?」
(5:崇と悟)
「おやじーピザって十回言ってほしいんだぜー」
「ピザ? ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ?」
「じゃあここは?」
「膝! あ、いや違う違う肘だな、肘。うん肘だ!」
「……親父いいぃぃいいい!!」
「うわ、何だ何だどうした?」