(1:崇と紫呉)
「あーにきー! いっぱいの『い』を『お』に変えてみるんだぜ!」
「巨乳」
「……いっぱいの
「いっぱいの巨乳?」
「……兄貴は自分のイメージってのをもっと大切にした方が良いと思うんだぜ」
「いっぱいの巨乳とか、ほらアレ、すごいですよ。何がすごいかよく分かりませんが、とにかくすごいですよ」
「聞いて下さいオレの話を!」
(2:崇と須桜)
「須桜の姉貴! いっぱいの『い』を『お』に……って何でオレの乳を揉むんだぜ!?」
「いや、揉んででかくしてくれっていう遠まわしな意思表示かと……」
「遠まわしすぎるんだぜっていうかちょ、やめ、ちょ……!」
「何なら薬作ってあげるわよ。筋肉増強剤的な」
「何でここの屯所は人の話聞かない人ばっかなんだぜ!?」
(3:崇と影虎)
「影虎の旦那ー……、いっぱいの『い』を『お』に変えてみるんだぜー……」
「おっぱお?」
「……」
「あー……、おっぱい?」
「旦那の半分は優しさでできてるんだぜー……」
(4:崇と洋)
「洋! いっぱいの『い』を『お』に変えてみるんだぜ!」
「な、何ですかいきなり! 破廉恥ですよ! ……ま、まああなたも十六、女人に興味の有る年頃だという事は承知しておりますが、時と場所というものをお選びなさい。どこかれかまわず発情するような破廉恥な真似はおやめなさい。そのようでは女性の気など引けませんよ?」
「洋うぜぇ」
「崇!?」
(5:崇と悟)
「おやじー、いっぱいの『い』を『お』に変えてみるんだぜー」
「おっぱ……、な、何だいきなり」
「何照れてるんだぜ? 答えはおっぱおでしたー」
「あ、そうか! あーこりゃ一本取られたなあ」
「……親父ー……」
「うわ、何だ何だくっついて。どうした?」